韓国映画パラサイトは、2019年5月30日に韓国で公開されました!
カンヌ国際映画祭でパルムドール受賞(最高作品賞)を受賞してから、日本の劇場もかなり埋まって人気上昇。
韓国本土でも公開されるまでにあまりに話題にされすぎて、韓国人も前評判を知りながら劇場へ鑑賞にいくのが自然だったようです。
そこで今回は「パラサイト韓国映画の感想面白いのか怖いのか?韓国人の評価もご紹介!」と題してお伝えします。
感想や評価は人それぞれですので、ご参考になれば幸いです。
それでは「パラサイト韓国映画の感想面白いのか怖いのか?韓国人の評価もご紹介!」
パラサイト韓国映画の感想面白いのか怖いのか?
スペインの広告、スペインでも上映されているんですね。
若干ネタバレあります。
日本では「パラサイト 半地下の家族」がタイトルになっていますが、韓国ではストレートに「기생충(キセンチュン)」=「寄生虫」が正式タイトルです。
パラサイト韓国映画は、ストレートに面白いと表現され、世界中では「衝撃的な作品」とも言われています。
パラサイト韓国映画の何がすごいのか?
パラサイト韓国映画の何がすごいかは、受賞歴からもわかります。
- カンヌ国際映画祭…最高のパルムドール(作品賞)受賞
- アカデミー賞…作品賞・監督賞など最多4部門受賞
- ゴールデングローブ賞…外国語作品賞
- 全米映画俳優組合賞…外国語映画で初となる最高賞を受賞
他にもたくさん受賞されています。
パラサイト韓国映画は面白いの?それとも怖い映画?
韓国映画「パラサイト 半地下の家族」は、簡単に面白いとか怖いなど、いろいろな言葉で表現されています。
その中でも多いのが、「パラサイト韓国映画は衝撃的な映画」。
その衝撃的の意味は、驚きの意味の衝撃的でなく、コメディ的な笑いから何とも言えないどんよりした気分にさせて、見え隠れしていた思いを最後に一気に破裂させるという見せ方が衝撃的なようです。
パラサイト韓国映画の見どころ
一部分のネタバレを含んでいます!
- 前半と後半のギャップ
- 格差社会を描きながらも、公平に魅せているところ
- 空間演出にまさに力を入れている作品であり、舞台であるパク家の広い屋敷に自分が入り込んでいるような感覚を劇場で体感できる
➂空間演出については細部まで計算され、洗練されたスッキリデザイン。俳優の立ち位置や導線にも意図が加わっている。
パラサイト韓国映画が絶賛され、カンヌ国際映画祭やアカデミー賞受賞したことについて他にも
- 俳優の演技力がズバ抜けて高い
- パラサイト韓国映画は描写に容赦がない!
- 娯楽感覚からのジャンル移行するストーリーに引き込まれるなど。
挙げだしたらキリがない。
半地下暮らしのキム家と大富豪パク家同士の、熾烈な演技対決も楽しめます。
衝撃的に伝えたい場面に入ると、映像がややスローになりつつ、人物の表情がクローズアップされて動きがダイナミックになったところに、オーケストラ風のBGMがババーンと響き流れる系の演出がところどころにあって、わかりやすくて印象的で見応えあり!
…あの家政婦桃アレルギー反応からの結核疑惑への変貌シーンは私大満足のシーンです!
海外のメディアもこぞって大絶賛!
よく映画公開の時に見る広告ですが、パラサイト韓国映画も見事な評価です。
DAZZLING(TIME OUT)…目もくらむばかりの、まぶしい
BRILLIANT(VARIETY)…見事な、華々しい
SUPERB(COLLIDER)…他を圧するすばらしさ
HILARIOUS(TIMES UK)…超おもしろい
INCREDIBLE(INDIE WIRE)…信じられない
STUNNING(THE WRAP)…驚くものに出会った時の表現
パラサイト映画の韓国の評価は?
韓国では、パラサイト韓国映画が封切られた2019/5/30初日は、平日にもかかわらず、けっこうな数の人が観に来ていたそうです。
日本でも注目されているパラサイト韓国映画、韓国人の評価はどうなのか?
やはり韓国では予想を超える人気でした!
パラサイト韓国映画の観客動員数がすごすぎる!
よくよく調べたら、韓国では3日間で200万人観客突破!!
日本で公開25日めで100万人ですので(3日間で15万人)ケタ違いですね。
ちなみに歴代最高興行収入の「アベンジャーズ/エンドゲーム」は10日間で280万人でした。
恐るべしパラサイト韓国映画。
パラサイト韓国映画の韓国での評価は?
本国韓国では、パラサイト韓国映画の評価がこんな風に例えられています。
日本でも言われていることですが、途中で眠りに落ちることもなく、トイレも気にならず、132分…2時間12分は本来なら長い時間ですが、それさえも感じないくらいに引き込まれていく人が多いんです。
ストーリーに引き込まれていくことで、観客の心をわしづかみにして、感情を揺さぶるのが今回のパラサイト韓国映画のポン・ジュノ監督の巧妙なワザですね。
韓国では、公開前からすでに予告やインタビューがされていて、かなりストーリーもメッセージもあからさまになっていたようです。
パラサイト韓国映画は韓国でもジャンル未定?
レンタルビデオの陳列棚には、ジャンル別にいろんな棚がありますよね。
パラサイト韓国映画は、どのジャンルに属する映画か?
韓国でもパラサイト韓国映画がどのジャンルに分類されるかがいろいろ言われています。
最初は、ドラマやブラックコメディ水準の映画だと世界中で推測されていましたが、映画を観ればそのジャンルにあてはめるのにはかなり難しい壮大なジャンル。
韓国でも、どのジャンルの棚に置いたらいいのか、レンタルビデオ屋のスタッフもちょっと混乱してしまうような映画だと表現されています。
パラサイト韓国映画のキャストを相関図でご紹介しています。
まとめ
出典:2020年Oscarより
今回は「パラサイト韓国映画の感想面白いのか怖いのか?韓国の評価もご紹介!」と題して人気の理由を紹介しました。
パラサイト韓国映画は、観る人にとって、色々な感情が入り混じって深く考えさせられる映画だと思います。
韓国では、前評判や宣伝などが上映前からかなり盛んだだったために、初めから終わりまで国民の多くがストーリーを知っている状態でした。
そんな状態でも、パラサイト韓国映画に対するそれぞれの考えと感じ方の違いが大きく表れると言われる映画ですので、ご自分で観て感慨に浸る、これに尽きると思います。
また、観に行きたくなりました…!
ぜひ、劇場や自宅、心落ち着く場所で心ゆくまで、パラサイト韓国映画を堪能して下さい。